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【銘柄分析備忘録】ニッポン高度紙工業(3891)日本カーボンニュートラルへ加速

犬好き投資初心者の銘柄分析備忘録

 

3891 ニッポン高度紙工業

12月7日 分析日株価 2,404円

時価総額:263億円

業種:パルプ・紙

電気絶縁用紙大手。アルミ電解コンデンサ用で世界首位。2次電池用セパレーターに力。
 

売上高:130億円→予138億円(+5.4%

経常益:9.7億円→予19.0億円(+95.9

最終益:6.9億円→予13.0億円(+88.1%

EPS(1株当たり利益):64.3円→予120.9円(+88.0%

配当:予20.0円  利回り:0.83%  配当性向:16.5%

PER(株価収益率)  :19.9倍

PBR(株価純資産倍率):1.68倍

売上営業利益率:7.60%→予13.77⤴

ROE(自己資本利益率):4.77%→8.44⤴

ROA(総資産利益率) :3.09→予6.01

移動平均乖離率:14.56

自己資本率:71.2%

余剰金:96.8億円 

有利子負債倍率:0.17

株主優待:なし

 
成長性 〇 売上営業利益率大きく改善。電池用セパレータ好調

収益性 〇 売上営業利益大きく改善、ROEROA良好。

財務  〇 自己資本比率高く、余剰金増加傾向、有利子負債少ない。

チャート◎ 10/22終値1,324円から1.92倍に急騰。

 

 

10月22日の21年3月期業績予想の上方修正から株価急騰。

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出典 Kabutan

上方修正もさることながら

菅首相の脱炭素に向けた研究・開発を支援する2兆円の基金創設を表明。

2050年までに温暖化ガスを実質ゼロにする目標達成を後押し。

日本がカーボンニュートラルへ加速することにより、ニッポン高度紙工業には追い風に。

 

電池用セパレータの2Qの売上高は前年同期比+39.8%の19.3億円に。

海外向け電気二重層キャパシタ用が伸長し、車載向け大型リチウムイオン電池用も前年同期比を上回る。

 

さらに「成長の源泉はグリーンとデジタルだ」と述べ

来年秋発足のデジタル庁を司令塔に官民のデジタル化を促進する関連費用として1兆円規模を確保すると訴え、デジタル化を一気に進める。

直接的な受注はないかもしれいないが、主力のコンデンサ用セパレータは現在は少し足踏み状態ですが

データセンターや5G関連向けの需要もあり、引き続き成長が見込まれると考えます。

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世界の自動車業界のEV化が進む中、日本も遅ればせながら政府がカーボンニュートラルへの支援を表明し、今後、日本もEV化の推進が見込まれます。

また、5G関連からも引き合いがあり、世界のトレンド、国策ともマッチしている企業ではないかと考えます。

 

ニッポン高度紙工業、要注目です!

 

私はネオモバでコツコツ、買っていきたいと思います🐶

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