【銘柄分析備忘録】三井ハイテック(6966)電気自動車&5G
犬好き投資初心者の銘柄分析備忘録
6966 三井ハイテック
12月15日 分析日株価 4,005円
時価総額:1581億円
業種:電気機器
ICリードフレームで首位級。モーターコア製造も。金型の精密加工技術に強み。 |
12月10日に第3四半期決算を発表。
市場コンセンサスを大きく上回り、増配を評価してか株価急伸。
電気自動車向け駆動用モーターコアの商品競争力が高く、今後の業績を強く後押しするとの見方が強く、資金が流れ込んだ形か。
通期、3か月業績ともに順調。
特に営業益の改善が極めて大きい。
セグメント業績は
①金型
コロナの影響を受けて需要は低迷し売上高は63億6500万円(前年同期比4.3%減)に。営業益は6億4000万円(前年同期比25.4%減)に。
②電子部品
情報通信機器関連向け半導体や5G向け半導体の需要拡大、車載向け半導体の需要回復などの受注変動に適宜対応した結果、売上高は290億6800万円(前年同期比6.8%増)、営業利益は8億8500万円(黒転、前期同期は営業損失11億8100万円)となった。
③電気部品
自動車メーカーの操業停止・減産の影響で一時低迷するも、電動車向け駆動・発電用モーターコアノ需要の成長基調は変わらず、売上高は369億2600万円(前年同期比13.6%増)、営業利益は25億7200万円(前年同期比17.0%増)となる。
④工作機械
コロナの影響により需要は低迷。販売台数が大きく減少した結果、売上高は6億3700万円(前年同期比50.7%減)、営業損失は1億5800万円(前年同期は営業利益9500万円)となった。
コロナの影響を受けるも5G関連の②電子部品、電動車の③電気機器が売上高、営業利益を伸ばし、業績を牽引。
①金型も金型技術では超精密加工で抜群の実力を有している。
引き続き成長が見込まれる分野が主力セグメントであるため、今後も期待できるのではないでしょうか🐶
売上高:869億円→予950億円(+9.2%)
経常益:1.5億円→予27.0億円(18倍)
最終益:-6.2億円→予19.0億円(黒転)
EPS(1株当たり利益):-16.9円→予52.0円(黒転)
配当:予12.0円 利回り:0.30% 配当性向:23.0%
PER(株価収益率) :77.0倍
PBR(株価純資産倍率):3.18倍
売上営業利益率:0.02%→予2.74%⤴
ROE(自己資本利益率):-1.33%→予4.13⤴
ROA(総資産利益率) :-0.72→予1.99⤴
移動平均乖離率:43.80
自己資本率:48.2%
余剰金:200.5億円
有利子負債倍率:0.78
株主優待:なし