【銘柄分析備忘録】エムティーアイ(9438)
犬好き投資初心者の銘柄分析備忘録
9438 エムティーアイ
10月14日 分析日株価 923円
時価総額:564億円
業種:情報・通信業
音楽、健康情報等コンテンツ配信が主。有料会員数は国内最大級。オンライン診療も。
売上高:271億円→予260億円(-4.1%)
経常益:31.3億円→予24.0億円(-23.4%)
最終益:15.1億円→予17.0億円(+12.7%)
EPS(1株当たり利益):27.6円→予31.1円(+12.7)
配当:16.0円 利回り:1.73% 配当性向:予51.4%
PER(株価収益率) :29.7倍
PBR(株価純資産倍率):2.47倍
売上営業利益率:10.91%→予9.62%⤵
ROE(自己資本利益率):7.97→予8.33⤴
ROA(総資産利益率) :5.87→予5.36⤵
移動平均乖離率:24.62
自己資本率:64.4%
余剰金:119.7億円
有利子負債倍率:0.17
株主優待:なし
財務 〇 自己資本比率、余剰金良好、有利子負債少ない。
チャート〇 株価伸びる。
引き続きオンライン診療銘柄を取り上げます。
通期の売上高は伸び悩み後退。
3Qの結果は売上高、営業利益ともに前年同期比減も通期業績予想に対しては順調に進捗している。
進捗率:売上高74.8%、営業利益80.7%
取り組み実績としては
・オンライン診療、オンライン服薬指導の導入拡大
・クラウド薬歴の導入拡大
・オリジナルコミック事業の好調
があげられている。
コンテンツ事業、ヘルスケア事業、その他事業の中でコンテンツ事業で売上高の約80%、営業利益の全てを占めている。
コンテンツ事業が柱となっているが、コンテンツ事業の優良会員数は減少傾向となっており、顧客単価も横ばいとなっており、現在停滞している。
ヘルスケア事業は売上高横ばいもクラウド薬歴の初期導入売上が拡大しており今後の成長が期待できる。
利益については、オンライン診療、オンライン服薬指導の広告宣伝費が増えたため、現状でていないが、初期投資段階なので投資継続というスタンスはよいと考えます。
オリジナルコミック事業も伸びていますが、オンライン診療関係は引き続き成長が見込まれているので、現状初期投資を積極的におこなっていることを考えれば面白い銘柄になる可能性がありますね。