【銘柄分析備忘録】2月12日決算発表 注目銘柄その①
こんにちは。わんわん主任です。
今回は2月12日に好決算を出した注目銘柄一覧その①です。
よろしくお願いします。
- 7685 バイセル 2月12日終値2,991円
- 3486 グローバル・リンク・マネジメント 2月12日終値759円
- 4764 Nexus Bank 2月12日終値270円
- 3985 テモナ 2月12日終値989円
- 3663 アートスパークホールディングス 2月12日終値2,023円
- 3933 チエル 2月12日終値1,518円
- 4435 カオナビ 2月12日終値4,510円
- 3674 オークファン 2月12日終値2,491円
- 4381 ビープラッツ 2月12日終値2,571円
- 3184 ICDAホールディングス 2月12日終値2,072円
- 6541 グレイステクノロジー 2月12日終値6,160円
- 3923 ラクス 2月12日終値1,973円
- 4482 ウィルズ 2月12日終値1,780円
- 3979 うるる 2月12日終値3,015円
- 3681 ブイキューブ 2月12日終値3,060円
- 6890 フェローテックホールディングス 2月12日終値1,859円
7685 バイセル 2月12日終値2,991円
出張買取を中心に多様なリユース商材の買取や販売。鎌倉新書と提携。
4Q好決算、今年度見通しが大幅成長を予想。
3486 グローバル・リンク・マネジメント 2月12日終値759円
東京23区の駅近に投資用マンション「アルテシモ」の企画・開発・販売。投資セミナー販売。
4Q決算好調、今年度通期見通しも好調を予測。
4764 Nexus Bank 2月12日終値270円
祖業のIT事業からJトラスト支援下で投資銀行、クラウドファンディングに主力シフト。
4Q好調、通期見通し大幅成長を予想。
3985 テモナ 2月12日終値989円
EC事業者支援サービスやWeb接客システム提供。通販の定期購入に特化。サブスクも。
1Q好決算。好スタート。
3663 アートスパークホールディングス 2月12日終値2,023円
ソフト開発会社。車載機器向けソフトや3D動画向け、イラスト制作ソフトが主力。
4Q決算好調、通期見通し利益黒転、2円増配へ。
3933 チエル 2月12日終値1,518円
学校、塾などICT活用の教育用システムの企画・開発・販売。双方向授業に強み。
3Q好調、通期大幅上方修正。
4435 カオナビ 2月12日終値4,510円
人材情報をクラウド上で一元管理するサービス「カオナビ」を提供。リクルートの持分法。
3Q経常が黒字浮上へ。
3674 オークファン 2月12日終値2,491円
ネットオークションの商品の比較サイトを運営。価格検索や分析サービス。蓄積データ膨大。
1Qロケットスタート。経常前年同期比20倍に。
4381 ビープラッツ 2月12日終値2,571円
継続従量課金(サブスク)のプラットフォームシステム「ビープラッツ」の開発・提供。
3Q好調。黒転に。
3184 ICDAホールディングス 2月12日終値2,072円
三重地盤のホンダ系ディーラー。VW、アウディの販売や自動車リサイクル事業も展開。
3Q好調。経常前年同期比2倍に。
6541 グレイステクノロジー 2月12日終値6,160円
産業機械のマニュアル作成・管理・運用システムの提供。企画や翻訳サービスも。
3Q絶好調。上方修正ほぼ確定か。
1株を2株にする株式分割を発表。
3923 ラクス 2月12日終値1,973円
中小企業向けクラウドで開発・販売・支援。メール管理の大手。経費精算ソフトも。
3Q好調。経常大幅増に。
1月月次引き続き好調。
4482 ウィルズ 2月12日終値1,780円
上場企業と投資家を繋ぐマーケティングツール IRーnavi、プレミアム優待倶楽部を展開。
4Q売上高高調。5期連続最高益更新。通期見通しも売上高大きく成長する見通しに。
3979 うるる 2月12日終値3,015円
ワーカーとクライアントの仕事をマッチングさせるサイト運営。BPOや自治体の入札情報も。
3Q黒転。好調維持。
3681 ブイキューブ 2月12日終値3,060円
ネット会議システムなどコミュニケーションツールを提供。遠隔集中治療やセミナー配信に注力。
4Q好調。経常83%増で2期連続最高益、4円増配に。
通期見通しも強気。
6890 フェローテックホールディングス 2月12日終値1,859円
半導体製造装置部品会社。真空シールで世界高シェア。磁性流体技術も。
経常前年同期比2.9倍に。
今回は以上となります。
私は好決算を出した銘柄から更に分析をして、ネオモバでちょこちょこ買っていこうと考えています。
この中で気になったのはウィルズ、ブイキューブ、オークファンですね。
ラクス、カオナビはネオモバで持っているのでよかったです🐶
*出尽くし下落がないことを願います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
【銘柄分析備忘録】バイセル(7685)決算発表 7期連続最高益
こんにちは。わんわん主任です。
今回は2月12日に決算発表したバイセルです。
好決算&今期予想を大幅成長を出しており注目です。
7685 バイセル
2月12日 分析日株価 2,991円
時価総額:419億円
業種:卸売業
出張買取を中心に多様なリユース商材の買取や販売。鎌倉新書と提携。
木村佳乃さんをイメージキャラクターに起用したCMで同じみです。
0120-ハナハナハナ(878787)です。
2月12日に4Q決算、本決算、今期見通しを発表。
3QからV時回復していましたが、4Qも売上高、営業益とも前年同期比を大きくブレイク。
素晴らしい決算を出してきました。
2020年12月期はEPSがマイナスとなりましたが、1Q、2Qがコロナウイルスの影響を大きく受けたにも関わらず、前期を売上高、営業益共に15%前後の成長を確保し、7期連続の最高益を達成。
*2020年10月に株式会社タイムレスを子会社化。
併せて、2021年12月期の見通しを発表。
売上高+71.7%増、営業益+63.2%増、EPS+3.3倍
と大幅成長の見通しを発表してきました。素晴らしいです。
出張訪問買取事業の伸長と子会社化したタイムレスの通期での業績寄与を想定しています。
現在のチャートは、上場後にコロナウイルスの影響で一度下落するも、業績の回復とともに大きく伸びてきています。
今回の決算発表により、まずは12月17日の3,475円をブレイクできるか注目です。ここをブレイクすれば株価の伸びが面白そうです。
バイセル事業概要
ご存じの方も多いかとは思いますが、バイセルは不要品を買取り、販売する、リユースサービスとなっています。
買取事業は着物・切手などの高価格帯商材を中心にサービスを展開しており、特に無料出張査定という手軽さが好評となっており、月間20,000件を超える査定依頼があります。
販売事業では、自社ECサイト「バイセルオンライン」や「バイセルブランシェ」やECモール「楽天市場」、「ヤフオク!」を通じて、着物、ブランド品、毛皮、ジュエリー、時計などの商品を販売。リユース着物では業界最大級となる月間約20,000点以上の商品を出品しています。
また、全国の百貨店にて催事による対面販売も実施。
メインターゲットは40代以上の女性としており、その層から人気が高い木村佳乃さんをメインキャラクターに起用。
バイセルの「出張訪問買取」サービス認知度を向上させています。
これまでは、toBの割合が大半でしたがtoCの割合を増やし、利益率の向上を図っています。
買取店舗の出店強化として都市圏を中心に店舗出店を強化しています。
これにより、出張買取サービスの認知度向上を図っています。
リユース業界
リユース業界は、「メルカリ」等のフリマアプリや、「ヤフオク!」のインターネットオークションなどの普及に伴い、消費者にとってリユース品を売買しやすい環境が広がっています。
市場規模は拡大しており、2018年において顕在化しているリユース市場規模は約2.2兆円とされ、2025年には3.3兆円規模に拡大すると予測されています。
また、潜在的なリユース市場規模を示す、自宅内の1年以上利用されていない不用品(かくれ資産)の日本における総額は2018年時点で37兆円!と推測されおり、かくれ資産として今後追加されることになる過去1年間に不要となった品物の規模も7兆6,000億円と試算されており、リユースの潜在市場規模はより大きなものと考えられています。
私も1年以上使用していない衣類や物がたくさんある状況となっており、少しずつ処分はしているのでが物をため込んでしまっています。
私みたいな物をため込んでしまう習慣がある人が、不要な物は早くリユース出すという意識になれば、リユース市場の回転率が大きく向上しそうです🐶
大量生産大量消費から徐々に変化してきているので、リユース業界は今以上に注目されるのではないでしょうか🐩
バイセル
売上高:147億円→予253億円(+71.7%)
経常益:9.2億円→予15.5億円(+68.3)
最終益:5.7億円→予9.6億円(+70.1%)
EPS(1株当たり利益):20.6円→予68.6円(+3.3倍)
配当:予12.0円 利回り:0.40% 配当性向:17.4%
PER(株価収益率) :43.6倍
PBR(株価純資産倍率):12.96倍
売上営業利益率:6.56%→予6.23%
ROE(自己資本利益率):20.58%→予29.72
ROA(総資産利益率) :8.41→予10.87
移動平均乖離率:5.28
自己資本率:36.6%
余剰金:15.9億円
有利子負債倍率:1.10倍
【銘柄分析備忘録】グリーンラッシュ?大麻関連銘柄爆上げ。
こんにちは。わんわん主任です。
今回は2月10日のアメリカ市場で大麻関連銘柄が爆上げしていたので少しまとめてみました。
大麻合法化の流れが起因していると考えられます。
①サンダイアル・グローワーズ(SNDL)
2月10日終値 2.95 USD +1.30(+78.79%)
②ティルレイ(TLRY)
2月10日終値 63.91 USD +21.56(+50.91%)
③オルガニグラム・ホールディングス(OGI)
2月10日終値 6.00 USD +1.63(+37.30%)
④オーロラカナビス(ACB)
2月10日終値 18.92 USD +3.31(+21.20%)
⑤クロノス(CRON)
2月10日終値 15.55 USD +1.96(14.42%)
⑥アフリア(APHA)
2月10日終値 26.30 USD +2.55(+10.74%)
①サンダイアル・グローワーズ(SNDL)
2月10日終値 2.95 USD +1.30(78.79%)
市場後 3.53 USD +0.57(+19.32%)
カナダの大麻事業会社。
大麻製品の開発・生産を手掛け、おもに処方薬として使用される医療大麻製品や、カンナビノール(CBD)による健康促進のための大麻製品を提供するほか、ソーシャル、スピリチュアル及び娯楽などの場面で使用する大麻製品を扱う。
同社はまた、カナダの他の認可生産者に大麻を供給する。本社所在地はアルバータ州カルガリー。
市場後でもまだ上げています。どこまで上がるんでしょうか?
時価総額:4.153(十億USD) 年初来パフォーマンス:523.02%
EPS:-3.17 USD PSR:4.23
②ティルレイ(TLRY)
2月10日終値 63.91 USD +21.56(+50.91%)
市場後 68.25 USD +4.34(+6.79%)
こちらもカナダの医薬品企業。
主に医療用大麻の製造・販売に従事する。
同社は大麻に含まれる化学物質カンナビノイドをベースとする医薬品を、カナダ国内およびアルゼンチン、オーストラリア、チリ、クロアチア、キプロス、チェコ、ドイツ、ニュージーランド、南アフリカにおいて販売する。
本社所在地はブリティッシュ・コロンビア。
こちらも市場後にまだ上げていますが、上場間もないころは150$付近にいたことを考えるとまだどうなるかわかりませんね。
時価総額:8.534(十億USD) 年初来パフォーマンス:673.73%
EPS:-3.18 USD PSR:36.52
強烈な年初来パフォーマンスとなっております。
③オルガニグラム・ホールディングス(OGI)
2月10日終値 6.00 USD +1.63(+37.30%)
市場後 7.11 USD +1.11(+18.50%)
カナダの医薬系持株会社。
子会社を通し、医療用大麻および合法的な嗜好品としての大麻の製造の販売に従事。
大麻栽培のほか、カンナビジオール(CBD)由来の製品の製造・販売および、大麻入り食品および飲料の開発を行う。
本社所在地はニューブラウンズウィック州モンクトン。
またまた、市場後でも強烈な上げをしています。
時価総額は6銘柄の中で一番小さいです。
時価総額:1.393(十億USD) 年初来パフォーマンス:351.13%
EPS:- PSR:16.71
④オーロラカナビス(ACB)
2月10日終値 18.92 USD +3.31(+21.20%)
市場後 19.970 USD +1.075(+5.689%)
カナダの医療用大麻製造会社。
カナダ保健省のライセンスを保有し、医療用大麻の栽培、製造、販売に従事。
大学および研究機関と提携し、不安神経症、多発性硬化症、変形性関節症、小児てんかんなどの治療薬として医師や保健会社から承認される処方薬の開発に注力する。本社所在地はアルバータ州エドモントン。
市場後でもしっかりと上げています。
EPSは+を達成しています。
時価総額:3.735(十億USD) 年初来パフォーマンス:135.85%
EPS:3.63 PSR:12.47
⑤クロノス(CRON)
2月10日終値 15.55 USD +1.96(14.42%)
市場後 15.74 USD +0.19(1.22%)
カナダの医療用大麻事業会社。
医療目的大麻規制(MMPR)に基づき、カナダ保健省が発行した医療用大麻生産ライセンスを所有または申請する企業への投資を中心に事業を行う。
また、子会社を通じ、大麻油の栽培や医療用大麻の生産および販売にも従事する。
本社所在地はトロント。
市場後は他の銘柄に比べて落ち着いています。
時価総額:5.602(十億USD) 年初来パフォーマンス:124.06%
EPS:- PSR:146.89
⑥アフリア(APHA)
2月10日終値 26.30 USD +2.55(+0.74%)
市場後 28.19 USD +1.89(+7.19%)
カナダの医療用大麻製造会社。
医療用大麻生産ライセンスを所有し、100%温室栽培による医療用大麻の製品化を手掛ける。
純度を保ち、且つ安全性の高いCO2抽出法により乾燥大麻から抽出、精製された大麻油をカプセル、経口液剤、注射器および吸入器などの製品として提供する。
本社所在地はオンタリオ州レミントン。
はい!とういうわけで全てカナダの会社となります。
カナダは2018年から医療用の大麻だけではなく、娯楽用の大麻も合法化されているため、必然的にそうなりました。
市場後でもしっかりと上げています。
時価総額:8.330(十億USD) 年初来パフォーマンス:280.06%
EPS:- PSR:16.21
大麻の合法化
今回、大麻関連銘柄が急騰しているのは、世界的に大麻を合法化する流れが進んでいることにあると考えます。
現にカナダやウルグアイ、米国の11の州が嗜好用大麻を含む大麻の合法化に踏み切っています。
現状では違法のニューヨーク州でも大麻合法化の方針を出しており、ニューヨーク州が合法化になると他の州にも波及することが考えられます。
医療目的に限定してみると、ベルギー、フィンランド、ドイツ、イギリス等、大麻の合法化に踏み切る国が多数出てきています。
世界の合法大麻市場は、2021年に314億ドル(約3兆5700億円)規模に達すると推測されています。
また、大麻合法化は副大統領候補カマラ・ハリス氏が、自身と大統領候補ジョー・バイデン氏がもし勝利したら大麻を合法化することに関心があると言及しています。
大麻銘柄は一気に株価が急騰したため、エントリーするタイミングが難しいですが
世界的に大麻が合法化へ進んでいるため、今後も市場は拡大していくことが想定されます。
短期で利益を出すのは運の要素が大きいと思いますが、長期的にコツコツと積み立てていくのは有効な投資対象だと考えます。
個別銘柄への投資が難しいと考える場合は
新しく作られたAdvisorShares Pure US Cannabis ETF(NYSE: MSOS)というETFもあるみたいなので、是非検討してみてください!
こちらも良い値動きをしています。
私は怖くて大きい金額でエントリーしようとは思いませんが、少額であれば面白い投資対象であると考えます🐶
【銘柄分析備忘録】エコミック(3802)
こんにちは。わんわん主任です。
今回は2月4日に決算発表したエコミックです。
好決算だったため株価急伸中です。
3802 エコミック
2月10日 分析日株価 1,215円
時価総額:22.9億円
業種:情報・通信業
企業の給与計算代行などBPOが主体。北海道地盤で札幌と中国現法で処理。
2月4日に3Q決算発表。
売上高、営業益とも前年同期比を大きくブレイク。
素晴らしい決算を出してきました。
好決算に伴い、チャートも急伸。
まずは10月につけた1,290円の高値をブレイクすることができるかに目標ですね。
そして、カップウィズハンドルを形成している様に見えます。
この後に出来高少なく10~12%下落し、出来高急増で高値をブレイクアウトできるか注目です。
エコミックはペイロールの単一事業となっています。
*ペイロールとは給与支払システムの総称です。
賞与や勤怠、年末調整などまでカバーします。
3Qでは、給与計算処理人数が増加したこと及びクラウド型年末調整サービスである「簡単年調」の受注が大幅に増加したこと等により1,250,809千円(前年同四半期比28.9%増)と急成長しました。
通期の業績予想は据え置いていますが、上方修正が高い内容ですね。
ただ、10-12月期が業績が集中しており、1-3月期がどこまで数字を伸ばしてくるか注意が必要です。
エコミック
売上高:13.1億円→予14.7億円(+12.3)
経常益:1.4億円→予1.3億円(-6.9%)
最終益:1.0億円→予1.0億円(-16.7%)
EPS(1株当たり利益):61.2円→予51.0円(-16.7%)
配当:予10.0円 利回り:0.82% 配当性向:19.6%
PER(株価収益率) :23.8倍
PBR(株価純資産倍率):2.35倍
売上営業利益率:10.34%→予9.96%
ROE(自己資本利益率):14.79%→予9.89
ROA(総資産利益率) :12.00→予7.58
移動平均乖離率:23.13 *少し過熱気味
自己資本率:76.7%
余剰金:4.3億円
有利子負債倍率:0.10倍
ペイロールは人件費と給与計算業務時間を削減できるため採用した企業にはメリットがあるため、引き続き「簡単年調」は引き合いがあると考えます。
3Qの勢いをどこまで継続できるか注目です🐶
*時価総額が非常に小さいため値動きは激しいかもしれません。
【銘柄分析備忘録】日東紡績(3110)3Q決算発表 特損計上もスペシャルガラス新溶融炉計画
こんにちは。わんわん主任です。
今回は日東紡績の3Q決算発表です。
3110 日東紡績
2月5日 分析日株価 5,170円
時価総額:2,065億円
業種:ガラス・土石
ガラス繊維活用の産業資材で世界有数。建材、ヘルスケア、メディカル事業など多角化。
2月5日に3Qの決算を発表。
通期の連結最終利益を従来予想の100億円から65億円に35.0%下方修正した。
売上高、営業益ともに前年同期比を下回ったが下方修正の大きな要因は構造改革に伴う特別損失の計上。
2月5日付で原糸事業からの撤退及び芯地事業の再構築を決定。
原糸事業においては、製販子会社のニットーボー新潟株式会社を2022年3月末解散し清算する予定。
芯地事業は、日東紡本体から事業を切り離し、新子会社を2021年4月に設立し、7月1日より事業運営を開始する予定。
あわせて、グラスファイバー事業部門、複合材事業の構造改革を実施。
日東紡福島工場の複合材の生産設備を縮小し、富士ファイバーグラス株式会社の生産体制を拡充する。
日東紡福島工場の複合材設備縮小後はスペシャルガラスの新溶融炉を複数立ち上げる計画をしている。
この構造改革の実施に係る費用として
2021年3月期第3四半期決算に繊維事業に係る約8億円及び複合材事業に係る約24億円の合計約32億円を事業構造改善費用に計上。
第4四半期には事業構造改革の推進により約8億円の特別損失を計上予定となっている。
下方修正となったが、これは儲からないところから儲かっているところに集中しまっせということなので長期的にはよい流れになるのではないかと考えます。
5G需要の高まりとともにスペシャルガラス(低誘導特性)需要は増加。
インフラ機器に加えエッジ機器にも展開し、半導体パッケージ向けにもスペシャルガラス(低熱膨張特性)及び超極薄の需要が増加しています。
2025年に向けて5G関連は大きく伸びることが予測さえています。
短期的に見れば、下値を切り上げつつ上昇してきてはいたのですが、2月6日以降は一時的に株価が下落することが予想されます。
PTSでは6%ぐらい下落しています。
せっかく、上昇してきていたのに。。。ホルダーです。
売上高:857億円→予785億円(-8.4%)
経常益:82.0億円→予54.0億円(-34.2%)
最終益:57.7億円→予65.0億円(+12.6%)
EPS(1株当たり利益):148.7円→予167.5円(+12.6%)
配当:予45.0円 利回り:0.87% 配当性向:26.8%
PER(株価収益率) :30.9倍
PBR(株価純資産倍率):2.07倍
売上営業利益率:9.52%→予7.01%
ROE(自己資本利益率):6.29%→予6.70
ROA(総資産利益率) :3.56→予3.48
移動平均乖離率:7.93
自己資本率:52.0%
余剰金:616億円
有利子負債倍率:0.48倍
一時的には調整局面をむかえると考えますが、選択と集中する方向は間違っていないと考えます。
配当性向も将来的には35%を目指すと表明しているので、今後の事業の成長、配当を考えると下がったところで拾い、長期で保有する分にはよい銘柄ではないでしょうか。
短期的には様子見ですね🐶
【銘柄分析備忘録】アイロムグループ(2372)
こんにちは。わんわん主任です。
今回は2月4日に決算発表したアイロムグループです。
2372 アイロムグループ
2月4日 分析日株価 1,814円
時価総額:223億円
業種:サービス業
先端医療事業を推進。医療機関の治験支援事業が主力。クリニックモール運営も。
2月4日に3Q決算発表。
3Qは売上高、利益と大きく伸びる。
株価は6月を高値にして下落しています。
25日移動平均線はようやく上向きに。
アイロムグループは下記の4つの事業に取り組んでいます。
①SMO事業
臨床試験の効率化・迅速化に加え、多様な疾患領域へのきめ細やかな高品質のサービスを提供。
SMO=Site Management Organaization 治験施設支援機関
治験を実施する際に医療機関で生じる専門的な業務を支援。
売上高は4,351百万円(前年同四半期比8.5%減)、営業利益は1,470百万円(前年同四半期比16.5%減)と緊急事態宣言の影響で落ち込む。
②CRO事業
CRO=Contoract Research Organization 開発業務受託機関
アイロムグループではSMO事業で培ったノウハウを活用して国内外において独自のサービスを提供。
・国内CRO事業
アイロムグループのCRO事業では大学・アカデミアが実施する、がん・難治性希少疾患に対する新薬開発・医療機器の臨床研究の支援に力を入れている。
・海外CRO事業
海外CRO事業では、オーストラリアの臨床試験実施施設であるCMAX を核として欧米や日本を含むアジア・オセアニア地域の製薬企業の医薬品開発を支援してる。
売上高は2,202百万円(前年同四半期比39.2%増)、営業利益は46百万円(前年同四半期比は営業損失174百万円)となった。
売上高が高い成長を記録し、黒字化。
③先端医療事業
先端医療事業を推進するIDファーマでは、優れたベクター技術を基盤として、再生医療・遺伝子創薬の各領域事業に取り組んでいます。
iPS 細胞作製技術をはじめとした再生医療や遺伝子治療薬・ワクチンなどの遺伝子創薬の各領域の事業に取り組んでいる。
売上高は727百万円(前年同四半期比126.1%増)、営業損失は53百万円(前年同四半期は営業損失120百万円)。
研究開発費が増加しているため、まだ投資段階も売上高成長、赤字縮小に。
④メディカルサポート事業
クリニックモールの開設・運営を通じて、患者様の通院の負担を軽減する医療環境の提案を行う。
また、クリニックモールでの開業を検討する医師に対して開業支援を手掛けるとともに、開業後の医療機関に臨床試験を紹介するなど、その経営を多角的に支援している。
売上高は2,189百万円(前年同四半期比270.9%増)、営業利益は356百万円(前年同四半期比148.1%)と売上高、営業利益が大きく伸びたが、保有する不動産の売却益(368百万円)が多きく寄与。
緊急事態宣言の影響を大きく受けているが、成長しているセグメントが多く、今後も伸びる可能性もあるか。
アイロムグループ
売上高:105億円→予130億円(+22.7)
経常益:11.5億円→予1.4億円(+13.1%)
最終益:12.4億円→予10.0億円(-19.1%)
EPS(1株当たり利益):105.8円→予82.9円(-21.6%)
配当:予40.0円 利回り:2.21% 配当性向:48.2%
PER(株価収益率) :21.9倍
PBR(株価純資産倍率):2.68倍
売上営業利益率:-11.39%→予10.00%
ROE(自己資本利益率):18.82%→予12.25
ROA(総資産利益率) :8.64→予5.36
移動平均乖離率:3.28
自己資本率:43.7%
余剰金:32.8億円
有利子負債倍率:0.89倍
先行投資のため、売上高は成長もEPSが低下。
緊急事態宣言再発令に伴い、もうしばらく厳しいか。
【銘柄分析備忘録】ニューラルポケット(4056)
銘柄分析備忘録
こんにちは。わんわん主任です。
今回は決算発表を2月12日にひかえたニューラルポケットです。
4056 ニューラルポケット
2月2日 分析日株価 6,100円
時価総額:855億円
業種:情報・通信業
AIアルゴリズムによる画像・動画解析技術などのエンジニアリング事業を手掛ける。
2月12日に4Q、本決算発表予定。
昨年8月に上場した新しい銘柄です。
10月のマザーズ大幅下落から、11月の1Q決算発表後にやや下落。
そこから、下値を切り上げながら徐々に上昇。
現在はトレンドラインにあたり反発か。
収益性は優秀です。
売上営業利益率は21.26%となっています。
昨年度から大きく改善しています。
ニューラルポケットの重点事業領域は以下の3つ。
①スマートシティ
スマートシティの市場規模は2025年前後には100~200兆円に拡大し、地域別の成長率はアジアが高成長を記録。
スマートシティ領域は大きな新規市場が創出されると期待されています。
②サイネージ広告
③ファッショントレンド広告
ニューラルポケットは、スマートシティを形成するサービスを独自に開発しています。
AIカメラを活用し、可視化や情報提供、セキュリティを提供しています。
まだ採用している企業も少ないと思われるので、各々の市場規模は拡大していくと考えられます。
事業内容も効率化、便利、安心につながっています。
今後、必要とされる事業内容ではないでしょうか。
ニューラルポケット株式会社
売上高:3.1億円→予7.8億円(2.5倍)
経常益:-1.4億円→予1.4億円(黒転)
最終益:-1.4億円→予1.1億円(黒転)
EPS(1株当たり利益):-10.6円→予8.2円(黒転)
配当:予0.0円 利回り:ー 配当性向:ー
PER(株価収益率) :742倍
PBR(株価純資産倍率):76.53倍
売上営業利益率:-42.77%→予21.26%⤴
ROE(自己資本利益率):-35.50%→予10.30⤴
ROA(総資産利益率) :-20.23→予6.63⤴
移動平均乖離率:-1.72
自己資本率:64.4%
余剰金:-2.4億円
有利子負債倍率:0.50倍
売上営業利益率が高く、自己資本率も高くある程度安心できます。
今はまだ株価の値動きが激しくなっていますが、利益率が高く、AIカメラを活用した現在のトレンドにのっており、今後も大きく成長を期待できる企業ではないでしょうか。
スタートアップ企業のため、毎回の決算がより注目されます。
良い決算を出してきそうな予感がしている4Q、本決算。
注目です🐶