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【銘柄分析備忘録】アイロムグループ(2372)

こんにちは。わんわん主任です。

今回は2月4日に決算発表したアイロムグループです。

 

2372 アイロムグループ

2月4日 分析日株価 1,814円

時価総額:223億円

業種:サービス業

先端医療事業を推進。医療機関の治験支援事業が主力。クリニックモール運営も。

 

 

2月4日に3Q決算発表。

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出典 Kabutan

3Qは売上高、利益と大きく伸びる。

 

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出典 Kabutan

株価は6月を高値にして下落しています。

25日移動平均線はようやく上向きに。

 

アイロムグループは下記の4つの事業に取り組んでいます。

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参考 株式会社アイロムグループ

①SMO事業

 臨床試験の効率化・迅速化に加え、多様な疾患領域へのきめ細やかな高品質のサービスを提供。

 SMO=Site Management Organaization 治験施設支援機関

 治験を実施する際に医療機関で生じる専門的な業務を支援。

 

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参考 株式会社アイロムグループ

 売上高は4,351百万円(前年同四半期比8.5%減)、営業利益は1,470百万円(前年同四半期比16.5%減)と緊急事態宣言の影響で落ち込む。

 

②CRO事業

 CRO=Contoract Research Organization 開発業務受託機関

 アイロムグループではSMO事業で培ったノウハウを活用して国内外において独自のサービスを提供。

 ・国内CRO事業

  アイロムグループのCRO事業では大学・アカデミアが実施する、がん・難治性希少疾患に対する新薬開発・医療機器の臨床研究の支援に力を入れている。 

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参考 株式会社アイロムグループ

 ・海外CRO事業

  海外CRO事業では、オーストラリアの臨床試験実施施設であるCMAX を核として欧米や日本を含むアジア・オセアニア地域の製薬企業の医薬品開発を支援してる。

  

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参考 株式会社アイロムグループ

 売上高は2,202百万円(前年同四半期比39.2%増)、営業利益は46百万円(前年同四半期比は営業損失174百万円)となった。

 売上高が高い成長を記録し、黒字化。

 

③先端医療事業

 先端医療事業を推進するIDファーマでは、優れたベクター技術を基盤として、再生医療・遺伝子創薬の各領域事業に取り組んでいます。

 iPS 細胞作製技術をはじめとした再生医療遺伝子治療薬・ワクチンなどの遺伝子創薬の各領域の事業に取り組んでいる。 

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参考 株式会社アイロムグループ

 売上高は727百万円(前年同四半期比126.1%増)、営業損失は53百万円(前年同四半期は営業損失120百万円)。

 研究開発費が増加しているため、まだ投資段階も売上高成長、赤字縮小に。

 

④メディカルサポート事業

 クリニックモールの開設・運営を通じて、患者様の通院の負担を軽減する医療環境の提案を行う。
 また、クリニックモールでの開業を検討する医師に対して開業支援を手掛けるとともに、開業後の医療機関臨床試験を紹介するなど、その経営を多角的に支援している。

 売上高は2,189百万円(前年同四半期比270.9%増)、営業利益は356百万円(前年同四半期比148.1%)と売上高、営業利益が大きく伸びたが、保有する不動産の売却益(368百万円)が多きく寄与。

 

 緊急事態宣言の影響を大きく受けているが、成長しているセグメントが多く、今後も伸びる可能性もあるか。

 

アイロムグループ

 売上高:105億円→予130億円(+22.7

 経常益:11.5億円→予1.4億円(+13.1%

 最終益:12.4億円→予10.0億円(-19.1%

 EPS(1株当たり利益):105.8円→予82.9円(-21.6%

 配当:予40.0円  利回り:2.21%  配当性向:48.2%

 PER(株価収益率)  :21.9倍

 PBR(株価純資産倍率):2.68倍

 売上営業利益率:-11.39%→予10.00%

 ROE(自己資本利益率):18.82%→12.25

 ROA(総資産利益率) :8.64→予5.36

 移動平均乖離率:3.28

 自己資本率:43.7%

 余剰金:32.8億円 

 有利子負債倍率:0.89倍

 

先行投資のため、売上高は成長もEPSが低下。

緊急事態宣言再発令に伴い、もうしばらく厳しいか。

 

 

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