【銘柄分析備忘録】ユーザーローカル(3984)AIに注力
銘柄分析備忘録
こんにちは。わんわん主任です。
今回は決算発表を2月10日にひかえたユーザーローカルです。
3984 ユーザーローカル
1月31日 分析日株価 4,055円
時価総額:320億円
業種:情報・通信業
SNS分析、ビッグデータ解析やAI業務支援ツールの開発・提供。AI・FAQシステムなど。 |
2月10日に2Q決算発表予定。
10月のマザーズの崩れ、11月の1Q決算発表後に下落。
業績は好調のため、直近は下値を切り上げながら徐々に上昇。
収益性は優秀です。
売上営業利益率は約40%となっています。
ユーザーロカールの主要製品は以下の4つ。
①User Insaight
②Social Insight
③Media Insight
④サポート業務用チャットボット
ユーザーローカルの特色はAIを活用した「可視化」であると考えます。
大容量のデータを蓄積→解析→可視化しています。
ヒートマップやクリックした場所や、データ解析などが視覚化され、ぱっと見ただけでもどのような状況になっているか把握しやすくなっています。
FINVIZでお馴染みのヒートマップです。
各サービスごとの売上、利益を確認できる資料は見つけられませんでしたが
各サービスともに契約件数は順調に増加しているみたいです。
今後は3つの注力領域として「AI」に注力していく計画をしています。
①自社AIアルゴリズム拡充
②既存サービスへのAIアルゴリズム実装
③AIサービスの新規開発
AIを更に強化、拡大を目指しており、今後の社会情勢にマッチしていると考えます。
まだまだ、先行投資優先となっているため今後の成長も期待したいですね。
売上高:16.7億円→予19.2億円(+15.4%)
経常益:6.6億円→予7.7億円(+16.9%)
最終益:4.2億円→予5.0億円(+19.3)
EPS(1株当たり利益):55.2円→予63.9円(+15.8%)
配当:予0.0円 利回り:ー 配当性向:ー
PER(株価収益率) :63.4倍
PBR(株価純資産倍率):7.75倍
売上営業利益率:41.21%→予39.99%→
ROE(自己資本利益率):13.17%→予12.22→
ROA(総資産利益率) :11.71→予11.25→
移動平均乖離率:-1.68
自己資本率:92.1%
余剰金:19.8億円
有利子負債倍率:ー
売上営業利益率が高く、財務も安定しています。
今は少し株価も落ち着いていますが、利益率が高い事業内容のため、今後大きく成長を期待できる企業ではないでしょうか。
2Qの決算発表。注目です。