【銘柄分析備忘録】グロース株 TKC(9746)
犬好き投資初心者の銘柄分析備忘録
9746 TKC
8月16日 分析日株価 6,070円
時価総額:1,623億円
業種:情報・通信業
情報処理大手。会計事務所と地方公共団体向けに特化。クラウドサービス拡大。
売上高:661億円→予680億円(+2.8%)
経常益:96.7億円→予100億円(+3.4%)
最終益:67.2億円→予70.0億円(+4.2%)
EPS(1株当たり利益):255.5円→予266.4円(+4.3%)
配当:110円→予110円 利回り:1.81% 配当性向:予41.2%
PER(株価収益率) :22.8
PBR(株価純資産倍率):2.10
売上営業利益率:14.14%→予14.26%
ROE(自己資本利益率):9.43→予9.23
ROA(総資産利益率) :7.18→予7.48
移動平均乖離率:2.35
自己資本率:81.0%
余剰金:675億円
有利子負債倍率:0.01
株主優待:なし
成長性 ▲ 通期、3か月決算売上高堅調に成長。
財務 〇 自己資本率高く、剰余金多く、有利子負債少ない。
チャート▲+ コロナ前を抜け、回復傾向で調整中。
8月7日の決算発表にて5期連続での過去最高益予想を上方修正。
会計事務所事業部門の売上高推移。
部門における売上高は34,917百万円(前期比4.5%増)、営業利益は8,649百万円(前期比22.0%増)。
①コンピュータ・サービス売上高は、前期比4.2%増
コロナウイルス感染拡大の中、売上高伸ばす。追い風に。
②ソフトウエア売上高は、前期比4.1%増。
令和2年4月から資本金1億円超の法人に電子申告の義務化が追い風に。
③ハードウエア売上高は、前期比27.7%増。
Windows7のサポート終了、テレワーク拡大が追い風に。
地方公共団体事業部門の売上高推移。
部門における売上高は13,763百万円(前期比21.6%増)、営業利益は1,104百万円(前期に対して1,235百万円増)に。
①コンピューター・サービス売上高は、前期比18.0%増。
地方税共通納税の開始に伴うデータセンター利用料売り上げが増加。
②ソフトウエア売上高は、前期比49.9%増。
幼児教育・保育の無償化に伴うシステム改修による売上高増加が寄与。
また、特別低額給付金関連も手掛ける。
③コンサルティングサービス売上高は、前期比0.6%減。
ハードウエア売上高の減少に伴い機器設置等のサービス収入が減少。
④ハードウエア売上高は前期比21.4%減。
印刷事業部門(子会社:株TLP)の売上高推移。
①データプリントサービス関連商品の売上高は前期比2.4%減。
コロナウイルスの影響により、民間企業からの受注が大幅に減少。
②商業美術印刷関連売上高は是sン期比27.2%減。
コロナウイルスの影響によりイベント等の中止、延期が相次いだため大幅減。
会計事務所事業部門、地方公共団体事業部門はコロナウイルス、社会変革が追い風に。
しばらくはこの流れが続くか。