【銘柄分析備忘録】新興国投資ができるドル建てETF。インド編。
犬好き投資初心者の銘柄分析備忘録。
こんにちは。わんわん主任です。
今回は今後の発展が期待されてる新興国のドル建てで購入できる4つのETFの分析2回目です。
③EPI(ウィズダムツリーインド株収益ファンド)
今回は③EPIと④INDAです。
両方ともインドのETFです。
まずインドについて
インドの人口は13億人を超え、中国に次ぐ世界2位の人口です。
3位のアメリカを大きく引き離しています。
インドは2050年まで人口が伸びると予測されており、平均年齢も27歳若く、エネルギッシュな人口比率となっている。
*ちなみに日本の平均年齢は47歳とおじさん大国です(-_-;)
GDPは現在世界5位となっているが、2030年にはアメリカを抜き世界2位になると予測されている。
若い人口が多く、今後も人口が増え続けるため今後の発展する余地が大きいと考えます。
そんなインドの株式指数はSENSEXとNIFTYの2つがあります。
・SENSEX
30銘柄で構成される時価総額加重平均指数です。1979年4月3日を基準日とし、その日の時価総額を基準値100として算出される。
コロナで下落するも長期的には上昇トレンドを維持。
・NIFTY
市場の24セクターを代表する50銘柄で構成される時価総額加重平均指数です。1995年11月3日を基準日とし、その日の時価総額を1000として算出される。
両方とも時価総額加重計算なので、値動きの流れとしては大きく変わらないみたいですが、チャート的にはSENSEXの方がきれいですね。
では、ようやくETFにうつります。
③EPI インド 2020年12月26日現在$28.54
3つ目のETFはインド株に投資できるウィズダムツリーインド株収益ファンドです。
EPIはWisdomTree India Earningsに連動し、収益性を優先した企業で構成されていますが配当は低いです。
設 定 日:2008年2月22日 保有銘柄数:
配 当:0.0807USD 利 回 り:直近目安1.13%
経 費 率:0.85%
セクターはエネルギー、金融、情報技術と続いている。
値動きはコロナで下落するも最高値付近まで上昇し現在調整局面に。
④INDA インド 2020年12月26日現在$39.36
INDAは、純資産総額・平均出来高ともに、インド関連では1位の人気ETFです。
インドの大型&中型株の85%をカバーする「MSCI India Index」を指標としています。
88銘柄で構成されていますが、上位10銘柄の保有比率は約56%となっており、銘柄数の割には分散は低くなっている。
設 定 日:2008年2月22日 保有銘柄数:88銘柄
配 当:0.031623USD 利 回 り:直近目安0.16%
経 費 率:0.69%
EPIよりINDAの方が純資産総額・平均出来高ともに大きいが、日本でINDAを取り扱っている証券会社がないため、海外の証券口座をつくる必要があります。
この点が大きな問題です。
インド株投資については、日本の証券会社で取り扱っているのがEPIのみとなっています。
インドは今後も経済の発展が大いに期待されている国となっているため、インドの発展を享受するには、こつこつとETFを積み立てていくのがよいと考えます。
EPIは現在の価格は購入しやすいので、定期的に積み立てていくのが吉と考えます。
メインを投資信託の全米や新興国にされている方には、新興国に投資できるこれらのETFは面白い選択肢になるのではないでしょうか🐶