【銘柄分析備忘録】5期連続過去最高益へ グロース株 チャームケア(6062)
犬好き投資初心者の銘柄分析備忘録
6062 チャームケア
8月19日 分析日株価 944円
時価総額:309億円
業種:サービス業
関西中心に有料老人ホームを運営。リースバック方式に注力。
売上高:196億円→予240億円(+22.3%)
経常益:18.4億円→予22.5億円(+22.6%)
最終益:12.1億円→予15.0億円(+24.4%)
EPS(1株当たり利益):39.4円→予46.0円(+16.8%)
配当:6.5 利回り:9.0 配当性向:予19.5%
PER(株価収益率) :20.5
PBR(株価純資産倍率):3.15
売上営業利益率:9.69%→予9.17%
ROE(自己資本利益率):16.81→予15.33
ROA(総資産利益率) :5.64→予6.26
移動平均乖離率:15.87
自己資本率:40.8%
余剰金:43.7億円
有利子負債倍率:0.65
株主優待:なし
成長性 ◎ 通期、3か月決算売上高成長率高い。
財務 ▲ 自己資本率増加、剰余金まずまう、有利子負債減少。
チャート▲ 好決算によりコロナ前まで付近まで戻る。
8月7日の決算発表にて
20年6月期の経常利益(非連結)は前期比32.5%増の18.3億円に拡大。
連結決算に移行する21年6月期の同利益も前期非連結比22.6%増の22.5億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。14期連続増収、6期連続増益になる。
主力の介護事業で5ホーム(居室数287室)の開設を予定していることに加えて、開設2年目を経過した既存51ホームで高い入居率を維持していることや、開設2年目を迎える8ホームも着実に入居が進んでいることなどを考慮したという。なお、年間配当は前期比2円50銭増の9円を予定。
決算短信から
①コロナウイルスによる業績への影響は軽微である。
消耗品費、特別勤務手当の費用が発生するも高い入居率と本社経費の抑制進める。
②高入居率96.9%。
運営ホーム数59ホーム。居室数は4,002室。高入居率続く。
③関西圏から首都圏にも進出。
高級住宅地を中心にアッパーミドル~富裕層をターゲットとした高価格帯ブランドの積極的な開設を進める。
東京都渋谷区、杉並区、目黒区、板橋区、港区、小平市、兵庫県西宮市、横浜市中区、北区、吹田市、神奈川県逗子市、鎌倉市
④グッドパートナーズを子会社化
首都圏において介護施設等への介護スタッフ等の人材派遣・人材紹介等を行うグッドパートバーズを子会社化。
高入居率を背景に関西圏から首都圏へ積極的に展開中。
アッパーミドル~富裕層へアプローチを行うなど、順調に事業が進めば売上高、利益率に寄与すると考えます。
また、人材派遣会社の子会社化、シップヘルスケアホールディングスと業務提携契約をするなど、人材、サービス面を強化。
超高齢化社会を迎える?迎えている日本においては益々必要とされる企業ではないでしょうか。