【銘柄分析備忘録】決算発表 イルグルム<3690> 11期連続増収
犬好き投資初心者の銘柄分析備忘録
3690 イルグルム
11月6日 分析日株価 1,765円
時価総額:112億円
業種:情報・通信業
ネット広告の効果測定サービス提供。国内で圧倒的。ECサイト構築や自動化に強み。
11月6日大引け後に決算を発表。
①マーケティングプラットフォーム事業
売上高2,317,866千円(前年同期比18.8%増)、セグメント利益198,548千円(前年同期比331.1%増)。
サブスク型サービスの広告効果測定システムを基盤としたマーケティング統合環境を提供する「AD EBiS」は広告効果測定市場において5年連続シェアNo.1を獲得。
コロナ禍以降も売り上げは全体として横ばいで推移。
2020年1月1日付で株式会社オプトより広告効果測定ツール「ADPLAN」事業を譲り受け、サービスを開始。
引き続き効果測定市場の地位を確保すべく注力している。
②商流プラットフォーム事業
売上高300,766千円(前年同期比18.8%増)、セグメント利益78,403千円(前年同期比101.6%増)。
EC構築のためのオープンプラットフォーム「EC-CUBE」を提供する事業。
提供事業者からマージン収入を得るというエコシステム構築。
EC売上が好調に推移したことによるマージン収入増があり、好調に推移した。
今後の見通しについては
業績に影響を与える未確定な要素が多いため、業績予想を数値で示すことが困難な状況ということで今回は非公表。
見通しは非公表も
インターネット広告費は前年比119.7%の2.1兆円と6年連続で二桁成長。
総広告費に占める媒体構成比も前年から3.4%増の30.3%となり、広告市場のインターネットシフトのトレンドが続く。
2019年国内BtoC-EC市場規模も前年比107.7%の19.4兆円に拡大。
国内のEC市場規模拡大は継続。
以上のように市場が拡大していることからも
マーケティングプラットフォーム事業、商流プラットフォーム事業は引き続き成長が見込めると考えられます。
時価総額、売上高を見ても益々成長してくれると期待しています。