【銘柄分析備忘録】ラクーンホールディングス(3031)
犬好き投資初心者の銘柄分析備忘録
3031 ラクーンホールディングス
9月17日 分析日株価 2,046円
時価総額:431億円
業種:情報・通信業
電子商取引サイト運営。メーカーと小売店を仲介。決済代行、売掛債権保証を拡大。
売上高:34.8億円→予45.2億円(+30.1%)
経常益:7.1億円→予12.1億円(+70.2%)
最終益:4.5億円→予7.7億円(+70.7%)
EPS(1株当たり利益):23.7円→予36.5円(+54.0%)
配当:6.5円→16.0円 利回り:0.78% 配当性向:予43.8%
PER(株価収益率) :56.0倍
PBR(株価純資産倍率):9.13倍
売上営業利益率:20.30%→予27.07%⤴
ROE(自己資本利益率):13.51→予16.29⤴
ROA(総資産利益率) :4.02→予5.89⤴
移動平均乖離率:35.70
自己資本率:36.1%
余剰金:20.4億円
有利子負債倍率:0.61
株主優待:なし
成長性 ◎ 直近3か月決算含めて大きく伸びる。
財務 ▲ 自己資本比率まずまず、余剰金増加中、有利子負債減少
チャート◎ コロナ前突破し大きく伸びる。
3ヵ月決算【実績】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 売上営業 損益率 |
発表日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
△15年8-10月期~18年5-7月期を表示 | |||||||
18.08-10 | 682 | 137 | 134 | 92 | 5.2 | 20.1 | 18/11/29 |
18.11-01 | 811 | 123 | 122 | 55 | 3.1 | 15.2 | 19/03/06 |
19.02-04 | 818 | 155 | 156 | 142 | 7.9 | 18.9 | 19/06/13 |
19.05-07 | 818 | 175 | 175 | 111 | 6.0 | 21.4 | 19/09/05 |
19.08-10 | 849 | 190 | 194 | 125 | 6.8 | 22.4 | 19/12/05 |
19.11-01 | 864 | 162 | 160 | 102 | 5.5 | 18.8 | 20/03/05 |
20.02-04 | 946 | 179 | 179 | 113 | 6.0 | 18.9 | 20/06/11 |
20.05-07 | 1,084 | 344 | 334 | 220 | 10.7 | 31.7 | 20/09/03 |
前年同期比 | +32.5 | +96.6 | +90.9 | +98.2 | +78.3 | (%) |
1Q絶好調過去最高の売上高と成長率を達成。
売上営業利益率も31.7%を達成。高い利益率を維持。
EC事業のスーパーデリバリーの流通額が前年同期比+72.5%と大きく増加。
流通額に比例するシステム利用料売り上げの増加が、連結売上高の大幅増加に貢献。
反してフィナンシャル事業の保証履行額が減少し売上原価が減少。
EC事業は今後も市場規模の拡大が予測されるため、スーパーデリバリーの流通額がさらに増加し引き続き売上高を押し上げる材料がある。
スーパーデリバリーは日本国内だけではなく海外への販売も可能なSDexportを展開。
輸出販売を行う際の契約などの複数の複雑な手続きが必要となるが、これらの問題を解消し、スムーズな取引を実現している。
SDexportは煩雑な輸出手続きから販売後の代金回収まですべてを代行する輸出販売サービスなので、メーカーは日本国内にあるスーパーデリバリーの倉庫に商品を発送するだけで、世界134ヵ国の小売店・企業と手軽で安全に取引することができます。
少子高齢化、人口減少が進む日本国内だけの販路の拡大は見込みにくいため、海外販売の販路開拓をするにはSDexportは非常に有効であると考えます。
今後も引き続き需要は見込まれると考えるので、現在のチャートの乖離率は35.70となっているため、過熱感は否めない。
ボリンジャーバンドでは2σ付近で推移している。
予定EPSを考えると現在の株価は適正付近ともいえるので、少し下がったタイミングで購入できればしばらくホールドでいいのではないでしょうか。